少し前の話になりますが、7月21日に鈴鹿市の若松漁港から沖テトラへの渡しと遊漁船を出されている「かがやき渡船」さんのキス便に家族で乗せてもらいました!
6時の出港で風は穏やかでしたが、既に暑いです・・・。
自分の中ではキスといえば砂浜からの投げ釣りのイメージなんですが、
船なので足元に落とすかほんの少し投げるだけで釣れちゃいます。
アタリがくるのがむちゃくちゃ早いです。
着底するとすぐにしびびび!とキス特有の元気なアタリが手元にきます。
4時間の乗船で終始釣れたのですが、特に前半のラッシュが凄まじかったです。
開始1時間で40匹ぐらいは釣っていた気がします。
船に乗る前は、釣りに不慣れな息子の面倒を交代で見るつもりで夫と話していたのですが、船頭さんが息子にずっとついてくれて、釣り方を教えてくださったり、エサ付けや針外しを引き受けてくださっていました。
そのうち息子もアタリが来ると自分で巻き上げるようになり、キスを釣りあげてドヤ顔を見せていました。
息子が自分で魚を釣ったのは初めてです。
20匹以上釣れたのでとても楽しそうでした (*´ω`)
息子が使っていた仕掛けは、細身のキス天秤にわたしが作った1本針の短い (45cmほどの) ハリスをつけたものです。
「ちまキャロ」のハリスを少し長くしたようなものなのですが、ほとんど絡まずに快適に釣りができたようで、それも嬉しかったです。
夫は船酔いしたようで、一人黙々と釣りをしていました。
後半はポツポツという感じでのんびり釣りをしていたのですが、
そろそろ帰ろうかという時間にコノシロのナブラ!
慌ててメタルジグをキャストします!
残念ながらコノシロを追いかけていた謎の魚は釣れませんでしたが、大きなコノシロを5匹ゲットしました。
帰港してお魚の数を数えます。
なんと船中110匹ほど釣れていました!
息子は漁港ネコに夢中で、この写真を撮ったあと、すぐネコちゃんのもとへ。
終始楽しい釣りでした。
帰ってキスとコノシロを調理します。
100匹あまりのキスとコノシロのウロコ取りと内蔵取りに白目をむく夫。
それでも大ぶりなキスを刺身にしてくれました!
皮はバーナーで炙っています。
白身の甘く上品な味でとっても美味しい!
あとはわたしの出番です!
小ぶりなキスは塩水に3時間ほど浸けたあと、にんにくのみじん切りと鷹の爪、ローリエを入れたオリーブオイルの中で静かに1.5時間ほど煮ます。
骨までやわらかいオイルサーディン風の出来上がり!
いわしに比べるとさっぱりで、いくらでも食べられる・・・と言いたいのですが
オリーブオイルが重かったので、半分ぐらいは菜種油にしたほうがよさそうです。
中くらいのキスは唐揚げにしたのですが、小麦粉をはたきわすれて衣があんまり乗らなかった・・・。
少し薄味になっちゃいました。
コノシロは甘酢漬けにしました。
強めに塩をして30分置いたあとに酢で洗い、甘酢に5時間ほど漬けます。
魚の臭みの出ている甘酢を一度捨てて新しい甘酢に漬け直し、一晩おけば出来上がり!
手間はかかりましたが、こちらも美味しかったです。
釣りも料理もめいいっぱい楽しんで、大満足な一日でした!
「かがやき渡船」の森田船長、ありがとうございました!
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